木版画工房アルプ

光と風の山岳風景

木版画作品の制作過程 その5 第2版

第1版を使い12枚同じものを摺ります。
この摺りを校合摺(きょうごうずり)と言います。

その中の1枚に第2版として彫る部分の線を描き込みます。
図の中央の紙が書き込んだものです。

校合摺

書き込んだ第2版の紙を裏返しにして、大和のりで版木に張ります。
そして、少し乾いたころに、ゆっくりとはがずと、薄紙に次に彫る部分が残ります。

校合摺の転写

すると、次のように必要な線が版木に残ります。

第2版(複写後)

これをもとに、富士山の線と、中景の山稜の線を彫ります。

第2版(その1)

第2版(その2)

彫り終わると次のようになります。

第2版(完成・薄紙)

薄紙を洗い流すと、このようになります。

第2版(完成)

この版木を使って摺ってみます。
右側が第1版を摺ったものに、この第2版を摺り重ねたものです。左側が原画です。

第2版(摺重ね)

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